雨の日眠い・だるい・体が重い原因

雨のになると体が重くて眠い。
梅雨の日になると布団から出るのも大変で、とにかくだるい。

そんな症状にあなたも悩まされているんじゃないかと思いますが、
雨の日に眠い・だるい・体が重いといった症状を感じる原因としては、


  • 日照不足の影響
  • 低気圧自体の影響
  • 自律神経の乱れが最大の原因
  • 梅雨時期は環境変化によるストレスの影響も


といったものが考えられます。


日照不足の影響

私たちの体には「体内時計」という機能が備わっています。

1日24時間を同じようなリズムで過ごせるのも、
体内時計によって体のメカニズムがコントロールされているからです。

けれども夜更かし気味だったり、仕事で夜勤をするなど、
不規則な生活になることで体内時計が狂ってしまうことがあります。

雨の日の場合、日照時間が短くなるせいで、
体内時計がおかしくなってしまうことがあり、
体内のリズムも乱れるようになります。

本来であれば夜になると眠くなるはずが、
日中に十分な量の日光を浴びることができなくなるせいで、
睡眠に悪影響を及ぼすようになり、
前日の疲れを十分に癒しきれなくなります。

長く眠ることができたとしても、睡眠の質が下がってしまうと、
体力を十分に回復することができず、
翌日の朝は眠い・体が重い・だるい状態からスタートすることになります。


低気圧自体の影響

気圧の変化がそのまま体調にも影響を与えると言われています。

たとえば、気圧がさがるということは、
体が感じる圧力も和らぐし、通常よりも空気も薄く感じます。

気圧は徐々に変化するので、「気圧下がった!」なんて感じることはないものの、
体の中の様々な臓器や神経が敏感に気圧の変化を感じることがあるようです。

気圧がさがるということは、ある意味、山に登るようなものなので、
空気が薄くい状態に対応すべく、無駄なエネルギー消費を抑えて、
体内の活動量を抑えようとすることがあります。

そのせいで、体がだるいとか体が重いと感じることがあります。

ちなみに、気圧がさがると炎症物質である
ヒスタミンの分泌が増加すると言われています。

ヒスタミンが自律神経の交感神経の働きを優位することから、
身体のあちこちに痛みを感じやすくなります。

季節の変わり目に偏頭痛や古傷が傷む感じがするのも、
気圧の変化が関わっている可能性が考えられます。


自律神経の乱れが最大の原因

雨の日に眠い・だるい・体が重いと感じるのは、
自律神経の乱れが最大の原因として考えらえます。

自律神経は、私たちが無意識のうちにやっている動作や、
体内で行われているあらゆる生命活動をコントロールしている神経です。

体内時計を制御してるのも実は自律神経の働きで、
日照不足による体内時計に狂いが生じてしまうと、
その影響で自律神経の働きまで狂ってしまいます。


自律神経は副交感神経と交感神経という2つの神経で成り立っているものの、
どちらかの神経の働きが行き過ぎてしまうことによって、
様々な体調不良を招くようになります。

梅雨時期は環境変化によるストレスの影響も

梅雨の時期は雨の日が特に多くて日照時間も短くなるので、
自律神経が乱れて体調不良が起こりやすくなります。

更に梅雨時期というのは環境が変化しやすい時期でもありますよね。

進学したり就職をして生活がガラリと変わることもあれば、
昇進したり転勤・転職などで職場が変わることだってあります。

こうした変化によるストレスがやはり自律神経の働きを乱して、
眠い・だるい・体が重いと感じることがあります。